Salton Sea(といっても湖)の湖畔に出る。砂ばかり見ているので、水の色が目にやさいしい。
対岸にはSanta Rosa Mtns.の山並み。
|
|
Coachella Canal沿いのダート。背景はその色のとおりのChocolate Mtns.
|
|
|
|
有名な(?)Glamis砂丘。太っといトラクタータイヤを履いた4輪バイクやデューンバギーなどが走り回っている。
ノービータイヤとはいえ、重荷のXT600には酷だった。
|
|
|
|
Osborne Overlook展望台より。
|
|
|
|
しばらく舗装路を行くとキャンプ場がある。といっても簡易トイレだけで、水もない。大きなモーターホームが
何台か止まっている。彼らはバイクやバギーを牽引して来て、ここで数日遊ぶのだろう。ベッド、シャワー、テレビ完備。
これでもキャンプなのだが、ライフスタイルが違うね。野宿屋の私は、彼らを避けて砂丘にかなり入ったところにテントを張った。
|
|
|
|
ここは砂丘のふちで、向こうには用水路と緑の防風林のようなのが見えている。例によってビール。
コーンビーフに野菜の缶詰。食べていると日が沈んだ。
|
|
|
|
(走行:120マイル)
|
12月24日
|
朝、出発前に空荷で砂丘で遊ぶ。戻ってくると、風景が似ているので自分のテントの場所を探すのに少し手間取った。
|
|
|
|
荷物を積んで、さあ出発。南東へ砂漠の端に沿って進む。最初は洗濯板ギャップで走りにくかったが、
次第に風で轍が砂に消えて無くなり、新雪ならぬ、新砂のうえを走るようになる。なにもない砂の上に好きなように
轍をつけて走る。
|
|
|
|
砂丘の180°
|
|
30マイルほど走って、砂漠の終わり近くにあった看板。「Ride at your own risk.」、日本じゃこういうこと言わないよね。
インターステートハイウェイI−8でYumaへ。強い向かい風で50MPHが精一杯。アリゾナ州境を越え、Yumaに入る。
Yumaでキャンプ道具を買う。フランソワの最小装備主義で、テント、寝袋以外は持って来なかったのだが、
やはりBaja1000ではなく、ツーリングなのだから。固形燃料のストーブと小さい鍋を買った。これで飯くらい炊けるだろう。
次にスーパーで食料。湯で戻せばいいだけの乾燥米がある。これは便利。
|
|
Yumaを出て北へ。フランソワのお勧めコースのひとつである、コロラド川沿いのPicacho State Recreational Areaに向かう。
|
|
|
|
砂埃の中を走ってきて、いきなり目前に開けたコロラド川畔の風景。言葉を失う。
|
|
|
フランソワのコースは、Julian Wash沿いに道無き道をテレビの電波中継塔のある山まで登るというもの。
半信半疑でトライするが、岩場を下ったところで行き止まり。引き返そうとしてラフな登りで転倒。
ガス満タンの大型タンクと足つき性の悪さが災いする。どうしても自力でバイクを元の道に戻せない。
幸い一人でキャンプしている人がいたので助けを求める。ライフルがさりげなく置いてある。友人に車でここに降ろして貰って
、1週間後にまた迎えに来るまで、独りで過ごすとのこと。ベトナム帰りか何かだろうか。
ここにキャンプしないかと誘われるが、ちょっと気味が悪いので、今日は行かなければならないところがあるとか
言って、数マイル引き返してテントを張った。おかげで写真を撮る余裕もなし。
|
(走行:90マイル)
|
|