メキシコ オフロードツアー

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12月30日


8時半起床。街のレストランで朝食。10時出発。

朝のCreelの街。


今日はツアーのメインであるCopper Canyonを下りるのだ。 道路の感じは日本の天竜スーパー林道あたりと似ている。景色は雄大。



本日の目的地Batopilasまであと65キロ。


ガソリンスタンドはただドラム缶が置いてあるだけ。自分で手回しポンプで汲み上げてサイフォンで給油。



これもいかにもメキシコらしい光景。


Copper Canyonは標高差2000m以上。クライマックスはいっきに1000mは下りそうなつづら折れ。途中に一軒だけ家があって人が手を振っている。 Jackに言われて、エンジンを切って走り下りる。ゴーグルもはずす。風の音、チェーンの音。



下りきって橋を渡る。もうすっかり亜熱帯のような雰囲気。



Batopilasの手前で崖崩れ。ブルドーザーで復旧工事をやっていた。

(右)これは村のお偉方といったところか。




←Batopilasは、ヨーロッパを思わせる街だった。予定していたホテルは大雨のせいで満員。 ホテル前は教会で結婚式の人だかり。



トラックの荷台に乗って街の広場へ集まる女の子たち。結婚披露のダンスがあるという。我々も夕食後に見物に行った。→


Jackが見つけてきたホテルBatopilas。窓にはガラスがなかった。

走行100マイル


12月31日


朝のBatopilasの街。







←街を出て昨日の道を戻る。川、サボテン、岩山。

途中、脇道にそれてTarahumara Indianの小学校へ。冬休み中だが、子供が十数人いた。→



←運んできたノート・鉛筆などを渡す。子供たちは、カメラを向けると緊張している。

それにしても、のどかで美しい風景だった。→


                                                   



つづら折れの登りはJackと競争。久々の全開走行。すぐ腕があがりかける。Jackとは互角だった。途中の一軒家でコーラを飲んで休憩。


Creelに戻ってきた。今日も夕食はMaryのレストランで。Maryおばさんも帰ってきている。Tecateで乾杯。


走行100マイル


1991年1月1日


昨日は大晦日、今日は元旦、まったく実感がない。8時起床。外は霜で一面真っ白。例によって古着をバックパックに 満載して出発。近くのTarahumara Indianの集落に向かう。氷の張った林道をしばらく走ると川を渡って彼らの居留地へ。 道はだんだん無くなって、トライアルコースのようになる。朝靄の中、やっと到着。

彼らと接触を始めてこれが3回目。最初は相手にしてもらえなかったとのこと。古着を配ると人々の顔に笑みがうかぶ。 これも今回はじめてだそうだ。子供たちは、なぜか女の子が多い。黒い髪、黒くて大きな瞳。



陽が昇るにつれて朝靄が晴れてくる。雄大な風景。



Wayneがビデオで撮影した彼らの姿を見せている。テレビもない生活で、自分の姿を見るのはもちろん初めて。



帰りは川原で少し遊ぶ。Wayneが走行ビデオを撮ってくれた。

ホテルに戻ってパッキング。昼過ぎに出発して、ひたすら走ってEl Pasoに着いたのは深夜だった。Jackたちはさらに 走って自宅に向かった。私は翌日の飛行機で夕方NYに着いた。
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